ひみつのカレーライス 井上荒野・作 田中清代・絵 アリス館
ストーリーが斬新すぎるカレーライス絵本です。
カレーライスは子供が大好きなメニューの定番で絵本にもよく登場しますが、だいたい野菜を切ってカレーを作る過程が描かれていたり、お母さんが作ってくれたりしますよね。ですが、この絵本ではカレーを調理するシーンは一切なく、まさかのカレーの実が木になるという斬新すぎるおはなし！
葉っぱがお皿になってたり、白い実をパカッと開けるとライスが出てきて黄色い実をパカっと開けるとカレーがどろっと出てくるという夢のような木が登場します。
その木を育てる過程も笑えるし、絵本サイトでの評価も高く口コミを見ると子供ウケ間違いなしという意見が多い一冊なのです。2008年に直木賞を受賞された作家さんが書かれた絵本ということで注目度も高かったようです。
個人的にはなぜ主人公の男の子の両親だけ着物を着ているのか違和感が。。この両親以外みんな洋服なんですよね〜。まぁ、サザエさん家もそうだからそういう時代だったのかな？？しかも、やけに立派な日本家屋に住んでいるんですよね〜。この家族は一体なにものなんだろう…？とか考えてしまいました。笑
そして最後の終わり方！意味深なんですよね〜。ただのラッキーなのか、この家に代々伝わっているものなのか…両親は実は知っていたのか…⁉
考えすぎかもしれませんが(笑)、考察するのも楽しいですよ〜😁
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