おおきな木 シェル・シルヴァスタイン・作 村上春樹・訳
図書館でたまたま目に入ったこちらの絵本。
実家にあって昔読んだけどどんなおはなしだったっけな〜
と思い借りて久しぶりに読んでみました。
めちゃくちゃ感慨深い内容でした・・・
奥行きのある絵本。
読む人によって解釈が色々だと思います。
だいぶ話は変わりますが、
アナと雪の女王では『愛』がテーマとなっていて
物語終盤でオラフがアナに「愛っていうのは
自分のことよりも相手のことを想うことだよ」
と教えてあげるシーンがあります。
まさにそれだ・・・!となんか繋がってしまいました笑
(娘の影響で頭の中が常にプリンセスになってしまっているのかもw)
話は戻りますが、おおきな木は、りんごの木と少年のお話。
少年のことが大好きなりんごの木は少年が成長していくにつれて
離れて行ってしまうのだけれどそれでも少年を想い続けます。
この絵本を読んで最初に頭に浮かんだのが子供を想う母。
自分も子育て真っ只中なので母親の気持ちになって読んでいました。
ですが、視点を変えて少年の立場で読んでみると
ちょっと複雑な心境にもなるのです。
母とは限らず、自分にすごく良くしてくれた人を思い出す。
そしてその人にちゃんと感謝していたかな?伝えていたかな?
と、ふと考えてしまいました。
一緒に読んだ5歳の娘に「どうだった?」と聞くと
「なんだか…寂しいね」と言ってました。
5歳児なりになにか感じたんだなぁと思いました。
忘れた頃にまた読み返そう^^
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