にぐるまひいて ドナルド ホール・作 バーバラ クーニー・絵 もき かずこ・訳
昔のアメリカのとある一家の1年を、静かに描いた絵本。
お父さんとお母さんと兄と妹それぞれが、1年間の間にコツコツとものづくりをします。そして10月になると、すべてを荷車に積み込んで、お父さんが荷車をひいて10日間かけて街へ行き、売れたお金で必要なものを買い、また同じ1年が始まるという生活を慎ましやかに描いています。
現在の自分の生活とはかけ離れているし、5歳の娘もピンときていない感じでしたが、実はこの絵本には、当たり前に家族が協力し合い、みんなが家族のために毎日を過ごしているという、とても人として大事なことが描かれているので、たまに読み返して成長と共に何かを感じ取ってくれたらいいなと思う母でした😊
コメント