【不動産リスク】ドラマ“正直不動産”に学ぶペアローンの落とし穴〜第3話〜

ママの息ぬき

◆ドラマ『正直不動産』とは?

山Pこと山下智久さん主演のNHKドラマ『正直不動産』。
不動産会社で、9割ウソの営業トークで常に成績トップの主人公が
ある日突然ウソがつけなくなってしまい・・・
そんな状況で果たして営業はできるのか??!
といった内容のドラマで、これがなかなか面白いのです。

なんといってもドラマ中に目まぐるしく出てくる
不動産の営業テクニックが目からウロコなことばかり。

営業さんはウソはついていないけれど
契約書に小さく書かれている買う側が不利になってしまうかもしれない重要事項についてはあえて触れなかったりなど、、、


なんだかリアルで知らないと怖いな〜と思わされることが多く、
かなり勉強になるんですよね。

とにかく知っておいて損はない知識が盛り沢山のドラマです。

◆ペアローンとは?

ペアローンとは、同一物件に対し生計を共にする複数の債務者が
それぞれローン契約を結びお互いに連帯保証人になる借り入れ方法。
それぞれが住宅ローン控除を申請でき節税できるメリットも。

不動産屋さんとしてはペアローンを組んでもらえると、借入可能額が大きくなり気が大きくなって高い物件に手を出してしまうお客さんが多いことがメリット。

しかし、どちからの収入が減った場合などリスクもある。

◆ペアローン最大のデメリットとは・・・

ズバリ!どちらか一方が働くならなくなった際に面倒なことに。。。

今回のお客様はペアローンを組んで高級タワーマンションを購入し、
数年後に離婚するから売りたいとやってきた夫婦。
しかし、ペアローンを組んでいるため簡単には話が進まず・・・

妻が出ていくから夫の単独名義に変えたいとの要望。
しかしその場合、妻の残りのローンを夫がキャッシュで完済するか
もしくは新たに借り換える必要がある


夫はキャッシュは無理だから借り換えると決めますが
他にもローンで色々買っていて審査が通らず、、、
仕方がないので売却することに。。
そして不動産屋さんに『月々のローン支払いがあるんだから最速で売ってくれ!!!』と頼み込む。

◆ペアローンを組む前に確認しよう

そこに新婚夫婦が来店し、このマンションに興味を持ってくれる。
ただ、
①夫は年下で妻の方が収入が高い格差婚。
②夫は妻に意見できない関係。
③ペアローンで買うことを考えているという。

主人公にはこの2人が数年後離婚している未来しか想像できなかった。。

そしてつい余計なことを話し出してしまう。
ペアローンとはお互いが連帯保証人になる借入方法です。
もし夫婦のどちらか片方が返済を拒否した場合、連帯保証人は否応なく代わりに返済しなければならない。
つまりお互いが連帯保証人になるということは二人分の人生を人質に取られるようなもの。

収入格差とか年下だとか夫婦に関係あります??
夫婦は対等なんです。
お互いの気持ちを包み隠さず話し合ってます?
このままだと本当に離婚してしまいますよ。

このあとすったもんだありましたが結局これをきっかけに夫も妻に意見できるようになり以前より良い関係性になれたのでした。

ペアローンの落とし穴は今回は離婚がテーマでしたが
他にも、事務手数料が2倍になったり、どちらかが退職したりなど、色々あるようなので、
将来起こり得る可能性をよーく考え検討した方が良さそうですね。

◆我が家もヒヤリ!誰でも高い物件に惹かれますよw

我が家も子供が生まれるまでは当然共働き
生活費を抜いても余裕ある生活でした。

余裕があるといろいろと買いたくなるのが私達

外食⇒旅行⇒マイカー⇒マイホーム

マイカー購入後はマイホーム購入しかありませんよね笑

憧れの街や通勤に便利な地域の物件見学をもちろんしました

月々の返済と毎月の収入を見比べて…

これ位はいけるな(ニヤリ)なんてしたりしてwww

そんな矢先に妊娠判明からの出産&奥様退職

当然のごとく世帯収入減額www

「ああ〜買わなくてよかった」と夫婦で安堵w

おむつ代から幼稚園代までこれまでにない支出が増えます

我が家は兎にも角にも身の丈物件を購入
(旦那さんの給料で生活ができる範囲)

景観的な不満はあっても経済的な不満にはなく
住宅ローン生活を満喫しております♥

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